個人情報データ紛失
2022年8月21日、尼崎市は市民46万人の個人情報が入ったUSBを紛失したと緊急会見を開きました。
なぜこういった事になったのかと言うと、どうやら業務委託をしていた従業員が無許可で個人情報入りのUSBを持ち帰り、居酒屋で酒を飲んだ後かばんをなくしたということらしいです。
確かに大変な事件ではありますが、何故これが話題になったのか・それは尼崎市の職員が開いた記者会見にありました。
突っ込みどころ満載な記者会見
記者からの質問「USBはパスワードが設定されているとのことだが、第3者がパスワードを解いてしまうという事はないのでしょうか?」という質問に対し。
尼崎市は「パスワードについては英数文字を含めた13桁のパスワードを設定しているようなので、解読は難しいと思います」との発言で、桁数を発表するという珍事件がありました。
これにはSNS上では突っ込みの嵐。13桁という英数字と市役所は複雑なパスワードは付けないんじゃないかという予想をする人が多く「amagasaki2022」なのでは? と本当にこれなんじゃないかというような予想がされていました。
そしてTwitterのトレンドに「amagasaki2022」が無事トレンド入りしました。
メルカリに偽物出品
この騒動を受けてフリマアプリのメルカリに尼崎市のUSBメモリという商品が出品されました。
一見、それっぽい感じですがどう考えても怪しい……しかもこれ、値段が尼崎市の全人口数と同じというおふざけ要素も含まれています。
真相はというと、尼崎市の職員もこれを確認したようで「USBメモリが違う」との事で、偽物だと判明しました、たぶんみんな気づいてはいただろうけど。
その後どうなったのか?
24日に紛失者のかばんと一緒に発見されたそうです。今回は、尼崎市がUSBのパスワードの桁数を言ってしまった事から話題になってしまった事件ですが、とにもかくにも見つかって良かったなと思いました。
