卵は究極の栄養食品
① 卵には良質なたんぱく質と豊富なビタミンが含まれています。
② 特に卵黄部分にはビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKといった多くのビタミンが含まれています。
③ 食物繊維とビタミンCは含まれていませんが、他の食材と組み合わせれば簡単に補う事が出来ます。
④ 卵の豊富な栄養素は、まさしく医薬品といってもいい程の優れた薬効があります。例えば、細菌の細胞壁を分解して死滅させたり、身体の組織の修復などに役立ちます。
⑤ 卵には防腐剤としても優秀で、風邪薬や点眼液などに使用されています。
卵の種類
① スーパーで購入する事が出来る卵は、ほとんど無精卵の卵です。有精卵はヒナが生まれる卵ですが栄養の差は特にありません。
② 卵には白色の卵と赤色の卵があり、値段も微妙に差がありますがこれも栄養的には特に差はありません。
③ 卵が赤くなる理由は、鶏が食べているエサに秘密があります。トウモロコシの色素成分などを摂取し続けるとオレンジ色の卵が産まれるようです。
うずらの卵
① 茶色のまだら模様が特徴的な卵。サイズは小さめで、中華丼などに入っている。
② ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2が多く含まれている
たまご豆腐
① 溶き卵にダシ汁で味を付けたものを蒸して作ったもの。
② 普通の豆腐よりも、少し色が黄色い。
ヨード卵
① 海藻が混ざったエサを食べた鶏の卵。
② 100gあたり1mg程度のヨウ素を含んでいるのが特徴。
DHA卵
① 魚油が添加されたエサを食べた鶏の卵
② ドコサヘキサエン酸を多く含む。
ビタミン強化卵
① ビタミンEが強化された卵。
② 卵1個に役60mg。
卵の調理方
ゆで卵
① 鍋に水を入れ、卵と一緒に加熱する
② 湯で終わったら冷水に漬けて、余熱が入らないようにする
- 固ゆで卵 100℃くらいで10分程度
- 半熟卵 100℃くらいで5分程度
- 温泉卵 70℃くらいで30分
卵焼き
たまごのコレステロール
① 卵を食べるにあたって気になりがちなのがコレステロールですよね。
② 卵に含まれている脂質にはコレステロールが含まれており、これが理由で卵を避ける人も多いようです。
③ 元々コレステロール値が高い人や、高脂血症のひとなどはコレステロール値の調整が難しいので避けた方がよいですが、健康体の人は特に気にしなくても大丈夫です。
④ 逆に卵黄のレシチンはコレステロールを下げる効果があります。ただし、食べ過ぎは勿論だめですよ。