どちらにもメリット・デメリットがある
① 今回はフリーターと正社員、どちらの働き方が良いのかを考えて行きましょう。私はどちらも同じくらいの期間経験をしているので、公平な視点で見ていきます。
② 今回は「給料」「時間」「将来」「結婚」「年齢」の5つの視点でメリット・デメリットを考えて行きましょう。
1 給料
フリーターの場合 2021年3月の場合 休日 8日 平日 23日
- 800円×8時間=6400円 6400円×23日=147200円
- 1000円×8時間=8000円 8000円×23日=184000円
- 1200円×8時間=9600円 9600円×23日=220800円
正社員の場合 2021年3月の場合 休日 8日 平日 23日
- 月給18万円~
① 新卒の場合、約16万円~18万と言われています。アルバイトでも時給が1000円以上あれば正社員とほぼ変わらない金額になります。
② ただそれも若い内の話で、同じ会社でずっと働いていた場合は昇級で大きな差が出てきます。正社員の場合は役職が上がったりボーナスがあったりしますが、残念ながらフリーターの場合はそう言ったものがありません。
③ いくら優秀な人でも、正社員にならないと越えられない壁がいつか出てきます。ただし、アルバイトから正社員の道も努力次第では開かれるので正社員登用のある仕事を探すと良いでしょう。
④ 厚生年金と国民年金の場合でも将来貰える年金に差が出てくるので、将来の事を考えるとやはり正社員が安定しているのかも知れません。
2 時間
フリーターの場合 2021年3月の場合 休日 8日 平日 23日
- 労働時間8時間×23日=184時間
- シフトは自由に決められる
正社員の場合 2021年3月の場合 休日 8日 平日 23日
- 労働時間8時間×23日=184時間
- 週休二日
① 時間の面で考えてみると、正社員よりフリーターの方が自由な時間が多いと言えます。
② 基本的にはフリーターは残業がない事が多く、もっと言えば一日8時間働かなくても大丈夫です。
③ 正社員の場合は8時間以上の労働は絶対の条件で、さらに残業が入ってきます。
④ フリーターは休日も申請をすれば比較的通りやすいですが、正社員の場合は中々厳しいでしょう。
⑤ 個人的な考えでは、フリーターの一番の良い所は時間があるという事だと思っています。
⑥ 例えば、その空き時間を使ってYouTubeやブログなどの副業を始めたり投資などをしたりすれば、もしかしたら正社員で働く以上のお金を稼ぐ事が出来るかも知れません。ただ何となくフリーターを続けているという人は、空き時間に何もしないのはもったいないので、何かに挑戦する事をおススメします。
3 将来性
フリーターの場合
- 年齢を重ねるごとに、雇用が不安定に
- 国民なので年金の支給額が少ない
- 退職金なし
正社員の場合
- 年齢を重ねていけば役職に就ける可能性
- 退職金あり
① 将来、役職に就ければ正社員の方が安定した生活を送ることが出来ると思います。
② しかし、フリーターの方も副業で稼げる仕組みを構築できれば安定した生活を送ることが出来ます。
③ 今の時代は、副業が正社員の給料をしのぐ事なんかザラにあるので、将来性に関しては、本人のやる気次第でどうにでもなると思います。
4 結婚
フリーターの場合
- 女性側の両親に反対される場合がある
- 給料が少ないので、家族を養えない
- 雇用が不安定なので、解雇のリスクが高い
正社員の場合
- 世間体は良いので、特に反対されることもない
- 給料はそれなりにあるので、共働きなら十分生活できる
- 会社によっては家族との時間を取りにくい
① 日本人は何かを行動する時に、周りの評価を気にしてしまう傾向があります。
② 特に高齢の世代だと、古い考え方に染まっている場合が多いので、正社員でないと結婚を認めないといった人も多いです。
③ たとえYouTubeやせどりなどで十分な収入があったとしても、まだ世間からは冷ややかな目で見られてしまう事があります。
④ しかし、今は時代がまだ追いついていない状態なので今後は変わって来るかも知れません。
まとめ
① 何か明確な目標がある人はフリーターで夢を叶えるのもあり。しかし、途中で投げ出してしまうと取り返しがつかないので強い信念を持った人でないといけません。
② 特に明確な目標がない人は、まずは正社員を目指して趣味などを楽しんでみるのもいいでしょう。